前回のブログはトリマーさんのセミナーに参加しました、ということでしたが 前回はこちら
そもそもこのセミナーに参加したきっかけは「Qべぇプロジェクト」の老犬たちを「シャンプーしてくださいませんか?」というSNSでの呼びかけに対して、真っ先に手を揚げてくださった「ドッグサロン・コルチェ」のオーナー 中村 志保さんとのお話からでした。
中村志保さんはトリマーさんとして様々な大会で優秀な成績を納めるしっかりした技術のもつトリマーです。5月の大会では優勝もしたそうです!
早速、ViVi(ビビ)のシャンプーをお願いしました。
ViViはこの日から食欲も旺盛になりすごく元気になりました。今では他の子のごはんまで奪おうとするくらいで、我が家のリーダーです。プロの方にシャンプーしてもらうと気持ちいいんでしょうね〜 人間も美容室や床屋さんでシャンプーしてもらうと気持ちいいですもんね。マッサージ効果もあるのでしょうか?
その際に、Qべぇプロジェクトのことやペット業界の課題などを話していたところ、中村さんから「保護活動されている方とペットショップと壁みたいなものありますよね」というような言葉をいただいたんです。
ー その通りです。報道でも度々ペットの流通の過程での問題が取り上げられていますが、生きた動物を扱う上で陳列販売するための大量生産などで、歪みが生まれ流通の過程で犠牲になっている命があることから、今まで私はペットショップとの距離を置いてきました。
しかし最近、生体販売をやめるペットショップが増えてきているので、その動きを石川県にも起こせないだろうかと考えていたところでした。そろそろ壁なんか作っている場合ではなく、対話していかなきゃいけない時期に来ています ー
何か対話のきっかけはないかなと模索していたところに、続けて中村さんから「トリマーが集まるセミナーがあるんですが参加しませんか? ペットショップ関係の人も来ますよ」と声をかけていただいたんです。そこで私は「そのセミナーで少しだけでもお時間いただいて話をさせてください」とお願いしたんです。記憶の中の言葉は正確ではないかもしれませんが、このような会話で話が進んでいきました。
そしてこのセミナーの後半で時間をいただくことが決まり、Qべぇプロジェクトへのご理解とご協力と、犬と人が幸せに暮らすためにペット産業における生体の流通や法制度に常に問題意識を持って欲しいとお願いをしてきました。
セミナーの参加者は皆トリマーさんで個人で店を持ったり、ペットショップに働いていたりと様々ですが、日々、犬と関わっています。そんな方達と共に様々な問題を解決できたら良いと考えています。
みなさん、とても真剣な眼差しで私の話に注目してくださいました。
その時の様子がこれです
私の話の後も渡辺和明さんのセミナーは続いていました。次のお話はトリミングのボランティア、いわゆるボラトリのお話だったのです。私は仕事があったのでここで失礼することになったのですが、渡辺さんは積極的にボランティア活動もされているようで、一連のお話の中で一番聞かなきゃいけない話だったのではないかと、後ろ髪を引かれる思いで帰ってきました。
帰る際には支援の提供品をたくさんいただきました。
「かがやきトリマークラブ」からはフード(ARTEMIS/BRISMIX)をたくさんご提供いただきました。
「At-Mark Consul」さんからは液体歯磨き「デンタリア」をいただきました。
フードもデンタリアも以前から我が家で使っているものなのでとても助かります。ありがとうございました。
そして翌日はトリマーさんたちの勉強も兼ねて4頭のシャンプーです。
その日の様子はまた次のブログで! 写真もたくさんあるのでみて欲しいな〜
犬も家族、最後まで一緒に🐾