ビビ(ViVi)の子宮蓄膿症は投薬で治ったようです。手術は回避できてよかった。でも、まだ油断はできませんね。一応再発した時のための薬はもらってます。そんなことも御構い無しに元気で食欲もあって一日中歩き続けてるヴィヴィです。オムツをしてますが、みんなのトイレの場所をちゃんと覚えたので朝起きるとトイレの場所まで小走りします。その時以外はケージの中でもどこでもしちゃうのでオムツは放せませんけどね。老犬でもこうやって家族の行動を見てちゃんと覚えるんですよ。Qべぇもそうでしたが痴呆でも、ある程度新しいルールを学習できるんです。犬はもともと家族単位で群れている狼の子孫ですから家族の存在は必須なんです。老犬が新しい家族に寄り添ってくることはあまりないけれど、こうやって良い変化があるととても嬉しいです。
「空いたエサ袋に顔を突っ込んでなめてます」
最近のテン(X)くんは脚がすっかり弱くなって立っていられません。ご飯も突っ伏して食べるので顔も汚れちゃいます。最近車椅子というか歩行器をオーダーしました。オーダーだからピッタリサイズです。立ちたいと鳴くとそこにすっぽり足を入れてあげます。しばらくするとそのまま寝ます。ずっと横になっているのが嫌なようです。前脚の怪我がうづくのかな?あれだけのひどい怪我だったのだからこの寒さは堪えるだろう。「古傷が痛いよ」とでも言っているかのように鳴いています。
ニューアイテム!
一般的に野生の犬はいないと言われています。犬というのは人の存在無くしては生きていけない存在。また人も犬がいなければ今のような文化的な生活はできていなかったのではないだろうかと、私は思っています。狼から変化して人と共に生活するようになった犬。そんな犬を放っておけません。またむやみやたらと増やしてもいけないのだと思います。
今、我が家には3頭の大型犬と2頭の老犬と1頭の預かり犬がいます。もちろん家の中で一緒に生活しています。お互いのペースを尊重して生活しています。血の繋がりは無いけれど家族です。今年1月から5頭の犬を見送りました。見送った子達はみんな保護犬でした。
平成29年度 石川県の保護犬殺処分数は6頭でした。今年度は今の所「0」のようです。しかしその裏には様々な問題が潜んでいます。行政もボランティアもギリギリのところで保護活動をしています。どこかでバランスが崩れてしまえば「0」に近づいている数字はあっという間に二桁、三桁へと逆戻りしてしまいます。バランスを崩す要因のひとつは命を「生産」し続けるモラルのないペット産業。最近では命と正面から向き合う業者も増えてはいますが、それ以上に命を商品としか思わない業者も増えているように思います。犬の「生産」現場はますますアングラ化していき劣悪な環境になっていきます。これを止めるには犬を飼おうとする人がしっかりと命と向き合うしかないと思います。その場の雰囲気で飼ってはいけないという基本的なことです。そして一度引き受けた命は最後まで責任を持つということです。